2064:READ ONLY MEMORIES:感想など

最近は巷の大作ゲームにはとんと興味がわかず、やる時間もないので海外のダウンロードゲームばかりやっています谷底です。
インディーズというのかな。どこまでがインディーズなのか、ちょっと私にはわからないんですが。

RUINERもそうだし、今回のREAD ONLY MEMORIES(以下ROMとします)もそう。
理由はそれだけでなく、単純に面白いゲームが多いのです。



ROMは、1980〜1990年代の日本で多く見られたコマンド選択式のアドベンチャーゲーム。ゲーム中にはそのジャンルの開祖的存在、オホーツクに消ゆを連想させるようなワードも出てきます。
そのような形態を取ってはいますが、当時ありがちだったコマンド総当たりみたいなゲームではないです。アドベンチャーとノベルゲームの中間と言った所でしょうか。

私はPS4版でプレイしました。ボイスは英語ですが、ローカライズはきちんとされています。
また、グラフィックはレトロチックな粗めのドット絵で描かれています。大きいモニターでのプレイはやめたほうがいいかも。

以下、雑感など。
ストーリーは2064年のアメリカが舞台で、いわゆるサイバーパンク的な世界観の中で進んでいく。

しがないライターの主人公の元にチューリングというロボットが訪れて(というか不法侵入して)きた所からスタートする。
この話のキーとなるROMと呼ばれるロボット達は、その名の通り決められた命令をこなすだけの存在である。

しかしチューリングは他のROM達とは違い、感情を持ち自立した判断も可能な世界初のロボットだった。チューリングの製作者である男の消息を辿る事でストーリーが進行する。

このゲーム、どちらかと言えばかわいいドット絵でキャラクターが描かれているのだが、内容はかなりハードだ。

例えばハイブリッドと呼ばれる半人半獣の存在。
彼らがハイブリッドになった理由は様々だが、発達しすぎた科学による罰当たりな行為としてハイブリッドを忌み嫌う人間達との対立構造、更にはモラル、法的な問題や世の中をコントロールしたい大企業の思惑…と言った具合。

ありきたりと言えばありきたりな話ではあるのだが、各キャラクターはそれぞれ癖や毒がありつつもしっかりと自分の意見や立場を表明し、それぞれの論理を元にあくまでも自分の意思で動き、闘う所がとても魅力的だ。

そんな彼らの協力を得る為には会話をうまく進める必要があり、このゲームのゲーム性は殆どそこに集約されているように思う。

ストーリーを進める上で意味の無い行為にも遊び心が沢山感じられるから、ついつい意味の無さそうな所を調べたりしてしまったりする。

結局、私はこの世界に引き込まれてしまい、一気に最後までプレイしてしまった。
一回のプレイですべての展開を体験する事は出来ないようなので、もう一度プレイしてみるつもりだ。

このゲームには日本のサブカルチャーに対するリスペクトが全編に溢れており、単純に日本人として嬉しく感じる。こういうゲームを日本人がやらずしてどうするのか。気になった人は是非プレイして欲しい。


蛇足。
マイナスに感じた要素はあまりないが、強いて言えばコントロールのレスポンスがいまいちだ。これはもしかするとわざとなのかも知れないが。
それにしても文字やコードを入力するところでのレスポンスはおかしすぎる。何回押しても反応しなかったりするのだ。
これは不具合と言ってもいいレベルなので、修正されるのではないかと思う。
まあこのゲームの魅力の前にはさしたる問題じゃあない。

今回はこの辺で。

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